海外記事ですが、獣医に役立つ情報だとおもったので翻訳します。
海外も日本も同じ状況だとおもわれます。
ほとんどの獣医はブログを書く時間などありませんので、サイトを効果的に運用できていません。同時に既に積極的にネット発信をしている人がいていまさら何を書いても手遅れに感じています。
それでも、獣医が書くブログは、サイトを新鮮で興味深いものにしてくれ、(検索エンジンにもいい)来院のアピールにもなり、専門家としてあなたをブランド化することができます。
「獣医は月に一度でもいいのでブログを書いて欲しい」
と専門家は言います。
ありとあらゆる事を網羅する必要はありません。
ビデオブログなどは視覚的に新しい外科手術のようなトピックでとても強力です。あまり大げさに考えないでください。
- 犬がこれを食べた
- 犬がこれをした
- 子犬を育てる方法
- 猫にエイズ検査を受けさせる理由
飼い主が自分のペットに対して懸念している問題、質問こそが獣医ブログのネタになります。
10の獣医ブログのアイデア
①ペットの体重減少
②ペットの栄養
③ペットの歯科治療
④老後のペットケア
⑤効果的なトレーニング
⑥健康なペットの話
⑦ワクチン
⑧季節的な問題
⑨思い出に残るペットや飼い主
⑩地域社会に対する想いペットホテルや避難所などのお役立ち情報、
ペット用の救急箱にいれるべきもの
避難中のペットの護送方法など飼い主様に役に立つ情報を盛り込んでください。
ブログが長文である必要はありません。
他の有益なサイトのリンクを上手く使ってください。文学的傑作である必要もありません。
けれど、医学用語や専門用語は読み手にわかるようにわかりやすく書く必要があります。飼い主様の立場にたって、魅力的な絵文字や写真を混ぜるといいでしょう。
まさにその通りだと感じます。
ホームページは単なる案内チラシとわりきって軽視している動物病院が多いとおもいます。
管理画面で更新できる機能があっても
〇月×日は学会のため休診します
みたいな事しか書いてありません。
これでは、ウェブを生かした情報発信とはいえません。
獣医や看護師、トリマー、受付でもかまいません。従事する人にしか書けない情報、特に飼い主様が欲している情報の発信こそが、信頼の獲得と差別化につながります。さらにいえば、そういうユーザーに役に立つコンテンツこそ、Googleが最も評価している事ですので検索順位→アクセス数にも影響していきます。
飼い主様のために書く、と同時にGoogle(検索エンジン)のために書くことになるのです。
上記に書いてある通り、そんなに時間をかけて大げさに考える必要はありません。
多くの動物病院が、そのような事をしておらず、ホームページは作ったまま放置している現状なので、月に一度でもいいから有益な情報の発信をすればそれだけで大きな差がつきます。
サイトの運用とは有益な情報発信の事なのです。
ただサイトを持っていることではありません。
休診日のお知らせを書くことでもありません。